この冬初めて寒冷警報発令
3日半持続、最長記録は25日
香港天文台は12月4日(水)夜8時30分、この冬初となる寒冷警告を発令。8日(日)午前9時30分の解除まで、寒冷警報は3日半持続した。
警報発令をうけ、民政事務総署は香港18区に臨時センターを設けて市民を受け入れる。社会福利署は高齢者の健康状態、ひとり暮らしの市民の様子に家族や友人、近隣住民が注意するよう呼び掛け、衛生署は「アルコールは血管を膨張させ体温を奪い、寒さを感じる」と説明した。
香港の天文台が「寒冷警報」の設定を始めたのは1999年12月で、以来、毎年11月から4月にかけて発令されている。一般にいわれる「気温12度が寒冷の基準」、ほかに風速や相対湿度などの要因も考慮しているという。
寒冷警報は毎年1月に最も多く発令される。最も早い発令は09年の11月16日で、最も遅かったのは07年の4月3日。警報が最も長く持続したのは08年1月24日~2月18日、25日間続いた。(12月8日)
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