MTR紅磡の列車脱線事故 政府は調査委員会を設立へ

MTR紅磡の列車脱線事故
政府は調査委員会を設立へ

 9月17日(火)午前8時ごろ、MTR(港鉄)「ホンハム(紅磡)」駅付近で列車が脱線する事故が発生し、東鉄「ホンハム」駅から「モンコク・イースト(旺角東)」駅まで運行を停止した。
 MTRの劉天成総監は記者会見で、「MTRは今回の事故を重くみており、第三者調査委員会を設立、政府寒冷部門とともに調査する」と語った。調査完了までに3~6ヶ月ほどかかる見通しだという。
 また、復旧作業は係員による事故現場の検査、大型クレーンなどで倒れた車両の撤去、軌道上空及び付近の施設に残っていた記録調査の三項目が完了したうえで進行するとしている。劉総監は会見で、「事故現場の線路にはいくつかの亀裂がみられるが、脱線の原因と確定するのは時期尚早だ」と強調した。
 同社は20日(金)に「ホンハム」駅付近の復旧作業の完了を公布、列車も運転を再開した。東鉄の運行間隔は「ホンハム」駅~「ローウー(羅湖)」駅間が3分半~6分に1本、「ホンハム」駅~「ロッマーザウ(落馬洲)」駅間で12分に1本となっている。(9月20日)

 

 

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