同性婚カップルの入居問題 公団住宅管理局に違憲判決

同性婚カップルの入居問題
公団住宅管理局に違憲判決

 カナダで結婚手続きをした香港永久居民の男性カップルが公団住宅に入居できず、香港房屋委員会(住宅管理局)を訴えていた裁判が3月4日(水)高等裁判所で行われた。裁判所は同管理局に対し、違憲であると判決を下している。
訴えでは、管理局が同性カップルを差別し、公団に住ませないよう待機期間を長引かせており、名義人の死後、同性の伴侶は継続して公団に居住できないことも指摘していた。
管理局は「公団資源には限りがあり入居条件に経済情況を考慮するが、同性カップルに対して差別はしていない」としている。(3月4日)

 

 

 

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