チケット転売サイトを検証 消費者委員会が注意喚起へ
コンサートチケットの高額転売が社会問題化する中、消費者委員会は10月15日(月)記者会見を開き、チケット転売サイトの検証結果を報告。非公式ルートから購入しないよう、消費者へ注意喚起を行った。
検証が行われたのは「Stubhub」「Ticketbuynow」「Viagogo」の3サイトで、12月から1月にかけて行われるコンサートチケットがいずれも正規価格の1.1倍以上で転売されていた。中には正規価格の40倍、4万ドルで売り出されているチケットもあり「ダフ屋行為と何ら変わらない」と同委員会は指摘する。
同委員会には今年すでに306件のチケットに関する苦情がよせられており、うち200件が大型3公演に集中している。同委員会は「転売サイトの多くが海外に本部を置き、売り手は個人。問題が発生しても賠償を求めるのは困難だ」とし、非公式ルートから購入しないよう注意を呼び掛けた。(10月16日)
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