「大館」活性化工期は3年に
石段とガス灯は修復完了へ
「大館」は香港島・セントラルの「旧セントラル警察署」に位置する建築群からなるアートスペース。現在は「香港ジョッキー・クラブ」が管理と運営を行っている。古蹟に認定されているダッデル・ストリートの石段やガス灯は昨年のスーパー台風「山竹」の被害を受けたが、これらの修復は間もなく完了し、早ければクリスマス前に再開するという。
ジョッキー・クラブが今回提出した新法案には、倒壊した旧既婚者用宿舎の修復が含まれる。しかし、屋根固定の鉄鋼強化や現存する壁補強にコンクリートの注入などの作業をするには、現状では鉄骨が張り巡らされ壁が崩れやすく非常に狭い環境だ。そのため修復工程に細心の注意を必要とし、工期は短くても3年はかかるという。(12月14日)
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