「大橋」週末の大混雑緩和策 団体専用直通バスなど増加
先月末の「港珠澳大橋」開通後、通称「金バス」と呼ばれる大橋口岸シャトルバスの供給不足により、乗車待ちの大行列が問題となっている。これを受けて運輸署、香港旅遊議会、港珠澳大橋シャトルバス会社などは11月2日(金)午後、合同記者会見を開き、「金バス」を18台増加、週末の団体用直通バス約20台の設置など、混雑状況を緩和するための対策を発表した。
運輸署によると、週末などピーク時の需要をうけ、1日(木)より「金バス」は120台から130台に増加している。また、関係各所と協議の上で「金バス」のほか週末には20~30台の直通シャトルバスをレンタルして対応を強化。今後は週末に合計約150台のバスでサービスを提供するとしている。
運輸署の李萃珍副署長は「新規投入する18台は1層車体の金バス。行列や乗り降りの改善を行い、1時間に40~60便が運行する」と説明。この増加で需要に対応できるとしている。
予約式の団体バスは毎週日曜日の午後4時半から夜9時まで運行予定。現在は香港―珠海間を1時間に24便運航している。(11月3日)
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