出会い系詐欺被害2.5倍に 「ハリー王子」信じた女性も
近頃インターネットの「出会い系詐欺」が増加しており、警察は注意を促している。
「ハリー王子」を名乗る男に「君と結婚するため、婚約破棄費用を振り込んで欲しい」と言われた女性は、数千ドルをだまし取られた。また、軍人を名乗る男の口座に20万ドルを振り込もうとした女性は「疑わしい口座」と気づいた銀行が通報し、駆けつけた警察官に説得され、振り込みをあきらめたという。
商業罪案調查科の陳天柱刑事は「ネットで軍人や船乗りと出会っても、実際に会うことはなく、言い訳が多い」と指摘。中には8年にわたり2000万ドルをだましとられた女性もいるという。また、被害者の3割近くが「自分が本命、だまされるのは他人」と考え、通報しないとみられている。(8月12日)
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