香港の教育費は平均40万ドル 貯蓄や投資は世界平均以下
HSBC(香港匯豊銀行)が先ごろ行った調査によると、香港の父母がこどもの大学教育までにかける費用は約40万ドルで、調査を行った15の国と地域の中で最も高いことがわかった。
アンケートに回答した保護者の85%が収入からこどもの教育費用を捻出するべきと考えている一方、教育費のための貯蓄や投資を行っている保護者は18%にとどまっており、世界平均の20%を下回る。
教育費のために借金をするとしている保護者も18%に達しており、「子どもの教育費を支える財力不足への不安を感じる」のは38%と、世界平均の48%よりも低い数値となっている。
また、アンケートに回答した香港の学生のうち、アルバイトなどで小遣いを捻出する割合は92%と、世界平均の83%を上回っており、アンケートを行ったエリア内で3番目の高さとなっていることもわかった。
アンケート調査はオンラインを通じて15の国と地域で行われ、1万人以上の保護者と1,500人以上の学生が回答。香港では500人の保護者と100人の学生が回答している。(8月16日)
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