5月の最高気温、記録を更新
熱波続き雨量は史上最少に
天文台によると、5月24日(木)午後に最高気温33.5℃を記録し、5月としては香港史上最長となる8日間にわたって33℃以上の「熱波」が続いたことがわかった。
また、23日(水)午後には35.1℃と今年最高気温を記録、5月の気温として香港史上3番目の暑さとなった。天文台では今後も数日真夏日が続くため、記録を更新するものと予測している。
一方、同日天文台が発表した累積雨量は170.7㍉と、平均を69%近く下回っていることもわかった。水務署の資料によると、5月21日(月)までの貯水量は3.59億㎥で、昨年の4.02億㎥を10.8%下回っている。
天文台の記録によると、観測が始まって以来最も長く真夏日が続いたのは1963年5月の連続8日で、5月の歴代最高気温35.5℃とともに、年間で901㍉しか雨が降らず、歴代最少雨量も記録している。
同年、政府は一日の給水を4時間と制限したものの状況が悪化。その後給水を4日に一度、毎次4時間に制限したとされている。(5月25日)
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