はしかの流行で各所が対応
妊娠中の職員は集団休暇も
香港内のはしか流行をうけ、予防接種や抗体テストの需要が急増している。
衛生署では予防接種ワクチンが不足しているため、3月29日(金)に空港職員100人の血液検査を行い、結果によって翌週のワクチン接種を実施する。
「九龍バス」も空港でのはしか感染発覚を注視しており、職員に対して28日(金)から約一ヶ月間の予防接種費用を補助すると通知した。また、同社ではマスクや消毒リキッド、ウェットティッシュなどを空港および口岸の職員に配布する。
乗務員のはしか感染が続く「キャセイ航空」では、空港職員だけでなく、運営の中心である「キャセイ・シティ」でも顧客関連部門の女性職員の感染が確認された。衛生防護センターによると、感染した26才の女性スタッフは今年33人目のはしか患者で、空港や航空会社職員では13人目となる。
同社でははしかに感染した職員の隣席で妊娠中の職員が勤務していたことがわかっており、30日(土)からは妊娠中の職員十数人が集団で病気休暇を取得する。(3月29日)
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