青少年の自殺が増加の傾向 ユーチューバーが防止訴え
香港大学の自殺防止研究センターが「世界自殺防止デー」にあたる9月10日(月)に発表した最新の調査データによると、香港全体の自殺率は10万人に12.4人と世界平均を下回るが、全日制の学生の自殺案件は2012年の19件から2016年に29件と約53%増加していることがわかった。
同センターの葉兆輝総監は「全日制学生の自殺率の大幅上昇は、近年の学生数の減少や、学業に対するプレッシャー、両親からの期待の重さなどが原因になっている」と分析している。
同センターは人気ユーチューバーのAshaさんを「メンタルヘルス大使」に起用し、短編動画を作成。青少年が悩みから抜け出し、心身の健康を取り戻すきっかけになることを期待している。(9月11日)
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