連休前半も入境者17万人減
旅行、小売り業界の苦境続く
入境事務処の最新の統計資料によると、国慶節を挟む連休期間の前半3日間ともに、出入境者数は昨年同期を大きく下回っていることがこのほどわかった。
同処の資料によると、連休初日に当たる9月28日(土)から30日(月)までの3日間、各イミグレーションからの入境者数はのべ112万4千人。昨年同期の123万1千人から約9%、約17万人減少している。月曜日の入境者数減少が最も大きく、昨年同期比の20%減、37万3千人にとどまった。高鉄「西九龍」駅からの入境者は昨年より40%減少、空港入境者数は5万6千人と、前年同期の6万5千人から13%、9千人が減少した。
ショッピングモールや薬局、化粧品店などの多くが安全を考慮し臨時休業をしているため、尖沙咀や銅鑼湾、旺角の繁華街も買い物客は少なく、深圳からの旅行者は「買い物が済んだら日帰りで戻る」と語った。旅行関係者は「10月1日をはさむ国慶節期間中の香港入境者数は大幅に減少し、小売業への影響も非常に大きくなる恐れがある」と予測している。(10月2日)
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