デング熱患者数が過去最多 深刻な長洲島では消毒作業
政府の食物及び衛生局は8月24日(金)、香港のデング熱感染の広がりをうけ、蚊の撲滅作業を行うと発表した。
衛生防護センターで26日までに確認したデング熱の患者数は、過去最多の累計26人にのぼる。先月31日から今月22日までの発症ケースのうち、17人が黃大仙や獅子山公園、9人が長洲島に居住や訪問をしているという。
政府は特に感染が多いとみられる獅子山公園及び長洲島の2か所で約1か月に渡り蚊の撲滅工作を行うとし、長洲島では27日、9月3日の新学期を前に全島で駆除を行う予定。また、市民に対し長そでや長ズボン、虫よけ剤などの利用で対策するよう注意を呼び掛けている。
デング熱感染の広がりをうけ、長洲島は観光客が激減している。フェリー乗り場近くで商店を営む男性は「観光客は通常の40~50%減った。この20年来で初めてのことだ」と語った。(8月26日)
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