香港の低税率は合理的? 芸能人の脱税も少なく
国信会計士事務所の郭志成ジェネラルマネージャーは10月15日(月)のインタビューで、「香港の芸能界で脱税事件が極めて少ないのは、合理的な低税率のため」との見方を示した。
郭志成氏は香港の税務制度について「低税率、少税種、明瞭な税法。税率は最高で17%、兼業の場合も全ての収入を合計して標準税率15%で納税でき、この税率基準は全アジアの中でも相当低いものだ」と郭氏は説明する。
また、「多くの人が香港の税率を合理的と受け止めているから、危険を冒さない。一般市民や芸能人も脱税に走らないのだろう」と分析した。
税務局は定期的な抜き打ち調査を行っており、脱税には最高3倍の罰金もしくは3年の懲役が課せられる。(10月16日)
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