お供えに5Gスマホの模型
イマドキの香港清明節事情
4月5日(金)の清明節は、先祖をしのび墓参りをする習慣がある。香港では「あの世で不便が無いよう」現金や衣服、食べ物などの紙の模型「紙紮」をささげる人々の姿が多く見られたが、近ごろは「5Gスマホ」など、流行商品の模型が人気を呼んでいるという。
西環の紙紮の老舗「俊城行」オーナー杜千送氏は「近ごろのお供え物はバラエティに富んでいる。特に若い世代に人気なのは、5Gスマホやタブレットだね」と説明する。
一方、中年世代は「健康関係」が好まれるため、深海魚油やヴィタミン剤などのセットも用意している。杜オーナーは「最近ははしかが流行っているから、予防注射セットを売り出すかもしれない」と冗談交じりに語った。(4月6日)
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