オクトパスがタクシー参入
支払いや配車アプリ開発も
プリペイドカードの「オクトパス」は5月3日(木)、タクシー市場への参入を公布、オクトパスカードで代金の支払いやアプリでの配車が可能になることがわかった。
同社は2011年にタクシー代金支払いサービス開始を予定していたが、当時はタクシー側がシステム機器のレンタル費負担、入金にも時間がかかるなどの理由で香港内全体の約2%、400台の設置にとどまり、計画は頓挫していた。今回の参入では、タクシー側の負担を軽減。スマホアプリの利用、入金システムも簡易化されたことで7年ぶりのタクシー市場参入が実現し、すでに1000台のタクシーが利用登録をしているという。
オクトパスカードの香港内浸透率は100%近く、現在の流通枚数は3480万枚にのぼっており、「タクシー側、利用者にとっても有意義な選択肢になる」と同社は自信をみせる。
また、同社はベンチャー企業と共同で配車アプリの開発も進めていることも明らかにした。6月以降にはアプリでの配車とオクトパスカード清算が併せて可能になる予定。(5月4日)
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