ラット由来E型肝炎で死亡
10症例中9人が香港で感染
ラット由来のE型肝炎に感染した17才の男性が12月末に死亡したことが、このほどわかった。これまで全世界で発症した10人のうち9人が香港で感染、ふたりが死亡している。亡くなった男性は肝機能異常のため、小児病院に入院していた。
伝染病専門医は「健康な場合は感染しても肝機能の異常はなく自然治癒するなど、危険性は低い。しかし過去に肝臓移植を受け、免疫抑制剤を服用している患者の場合は重篤な肝機能障害を引き起こし、死亡する危険が高まるため、注意が必要だ」と説明した。(1月12日)
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