地下鉄工事でまた爆弾発見
道路封鎖、1250人が避難
湾仔で建設中のMTR沙中線地盤で5月10日(木)、今年1月に続いて新たな第二次世界大戦時代の不発弾が見つかり、撤去作業が行われた。警察はハーバーロードなど周辺の道路を封鎖、付近の住民1250人を非難させ、尖沙咀―湾仔間のフェリーも運行休止となった。
この爆弾撤去作業は翌11日(金)午後1時過ぎ、約20時間をかけて無事完了し、同2時には道路封鎖や避難は解除され、フェリーの運航も再開している。
今回発見された爆弾は今年1月のケースと同様のANM65型のアメリカ製投下型爆弾。警察は30人の爆弾処5理員を投入して対応にあたった。3回目となる今回は効率があがり、処理時間も短縮されたという。
沙中線地盤内での爆弾処理は今年三度目。警察の爆弾処理課・黎遨遊警司は「今後爆弾が発見される可能性を語ることはできない。作業を中止して調査活動を行うかどうかは、地盤関係者が決めることだ」と語っている。(5月11日)
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