Q医療コラム
夏のあせも対策、良い方法はありますか?
夏になると気になるのが「あせも」。子供だけでなく、大人にも起こりやすい症状です。汗をかきやすい首やひじの内側、膝の裏側をはじめ、背中や胸まで広範囲にあせもができてしまうことがあります。
汗を出す「汗腺」の数は3歳くらいまでに決定するとされており、幼少期にしっかり汗をかくことで汗腺が発達し、体温調節機能を高めることができると言われています。
あせもができるのは、かいた汗が肌の表面へ流れ出ることができず、汗管に汗が詰まってしまうことが原因です。汗をかいたら早めにシャワーで汗と汚れを流し、1日を終えた夕方以降にゆっくり湯船に入って、体を洗うようにすること、ひじの内側・膝の裏側は皮膚が薄く、また汚れが溜まりやすいので、石鹸をよく泡立てて優しく洗うこと、そしてお風呂上りには保湿を忘れずにしましょう。
あせもができた場合は、できるだけ触らないようにすることと、優しく洗って清潔に保つことが大切です。とびひになっている、広範囲に広がっている、引っ掻いて傷になっている、痒みが強い場合などは、医師に診てもらいましょう。
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