動物虐待犯罪の重罰化求め
デモ行進に6000人参加
香港政府が「動物虐待防止条例」を修訂したことをうけ、5月19日(日)午後、動物虐待の罰則を禁固10年に引き上げを求めるデモ行進が行われ、約6000人が参加した。
発起人の鄺俊宇立法会議員は、「今回は動物保護を求めるデモの中で最も多い参加者が集まった」としており、来年は香港にとって動物保護条例に関する重要な一年になると見解を示した。 デモ行進では「「十年」のプラカードが掲げられ、六年前、何者かに足を切断され香港における動物虐待問題の関心を高めた「三本脚猫の麗麗」も、飼い主とともに姿を見せたという。
参加者の多くは、虐待され傷ついた動物を保護し、家族として迎えている。譚さんはかつて、繁殖場に遺棄され全身の毛が抜け落ちた犬を保護した。この出会いでペットにも命があることに気づいたと譚さんは語り、現行の刑罰は軽すぎると批判する。また、参加者からは「香港の動物虐待法例は他国に後れを取っている」とし、重罰化することで保護威力を高めるべきとの声も上がった。(5月20日)
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