はしかの流行、衛生署が喚起
幼児と妊婦は渡航の延期を
沖縄で発生しているはしかの流行をうけ、衛生署衛生防護センターは4月21日(土)、市民に対し予防接種をするよう注意喚起を行った。
また、香港大学感染及び伝染病センターでは、一歳以下の幼児と妊娠中の女性は特に感染後の危険が高いとし、発生地への旅行を控えるよう呼び掛けている。
衛生署によると、香港内では生後9か月の幼児から38歳まで4人の患者が確認されており、性別はいずれも男性。うち2名は中国とインドネシアで感染したものとみられる。同署の資料によると、過去10年間で香港におけるはしかの感染案件は非常に少なく、患者はいずれも海外から来たばかりか、外国人労働者だったとしている。
同署の防護センターは「香港では1歳未満の幼児にはしかに免疫のある予防接種はされていないので、流行期間中のはしか発生地への旅行は不適切」とし、香港大学同様に、旅行の中止や延期を促している。また、妊娠中や妊娠計画のある女性についても、はしか免疫力が不明の場合は、医師に相談することを呼び掛けている。(4月21日)
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