旧正月に香港脱出の理由は
「プレッシャーからの逃避」
航空会社「ブリティッシュ・エアウェイズ」は先ごろ、18歳から39歳までの香港市民を対象に旧正月の過ごし方についてアンケート調査を実施した。その結果、回答者の約30%が「旧正月を香港で過ごしたくない」と考えており、「家族からのプレッシャーから逃れたい」ことを理由に、海外旅行を選択していることがわかった。
同社のアンケート結果によると、成人の40%以上が新年の挨拶などで集まる際、家族や友人から仕事や結婚、出産やこどもについて質問や催促をされることにプレッシャーを感じているという。また、「利是」と呼ばれるお年玉を配りたくないのも「外遊」に向かう原因のひとつだった。
また、世帯収入の高さは旧正月の海外旅行意欲に比例していた。一方で、21%が「旧正月に海外ひとり旅」を希望しており、特に男性にその傾向が強いという。
ひとり旅を望む理由のトップ3は「好きな時に好きな場所へ行きたい」「自分の時間を満喫したい」「自分自身と向き合い、かつ誰にもあれこれ言われない」だった。(2月15日)
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