台風新名称は「山猫」「子犬」
香港からは「鴛鴦」が追加に
天文台は6月12日(水)、今年度から使われる台風の新たな名称を公布。日本が提示した「ヤマネコ(山猫)」と「コイヌ(子犬)」、香港が提示した「ユンヨン(鴛鴦)」が採用されることがわかった。国連合アジア太平洋経済社会委員会の「世界気象機関」が管轄する台風委員会が、先ごろの会議で決定した。
香港が提示した「鴛鴦」は、コーヒーと紅茶をブレンドした香港スタイルの飲み物の名称としても市民に親しまれている。日本が提示した「山猫」と「子犬」は、いずれも星座と動物を表している。また、これまでの慣習に則り、台風委員会は人命に関わる災害となり、経済的損失も招いた台風の名称は除外している。除外された「「ハト(天鴿)」は17年、マカオで10人が死亡、240人以上が負傷し、経済的損失90億マカオパタカにのぼる大惨事となった。「カイタック(啓德)」と「テンビン(テンビン)」は同年12月、一週間内で立て続けにフィリピンを襲い、294人が死亡、204人が行方不明となり、7万人以上の人々が家を失っている。(6月13日)
こんな記事もよく読まれています
最新情報をお届けします