育児のためキャリア犠牲に 女性はリタイア後に不安も
HSBCが先ごろアジア各地で行った調査で、リタイア後の財力に悲観的な香港人女性が多いことがわかった。
調査結果によると、将来の財務状況に自信があると答えた香港人女性は38%で男性の49%を大きく下回り、アンケートを実施した地域の中ではシンガポールに並んで最も低かった。
「香港文匯報」は、この調査結果について「将来の財務状況を憂慮する女性の割合の高さは顕著である」と報道。さらに、「香港人女性がリタイア後に備えた蓄えが少ないのは、教育費をはじめ家庭にかかる出費を惜しまないことも要因。26%の女性が育児のためにキャリアを放棄または休職しており、アンケートを行った地域の中で最も高いことも影響している」と伝えた。(11月24日)
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