台北で香港人女性殺人事件 犯人の引き渡し条約が壁に
旧正月に香港から台湾・台北市に渡航したまま行方不明となっていた20歳の女子専門学生の遺体が台北市郊外で発見され、3月13日(火)19歳の香港人男子大学生が逮捕された。
行方不明となった女子学生の家族が香港警察に相談し、警察は女子学生と一緒に台北へ渡航しながらひとりで香港に帰国した男子大学生に事情を聴取。男子大学生は女子学生を殺害後、台北市内の宿泊先からスーツケースで遺体を運びだし、地下鉄を利用して16駅先の台北市郊外で遺棄したものとみられている。
現在香港と台湾には犯人引き渡し条約がない。香港永久居民である容疑者は出境禁止となるため、香港警察は政府律政司とこの案件について対応協議をしているという。(3月14日)
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