今年初の紅雨警報、事故多発
死者2名、ケガや行方不明も
4月20日(土)午後、天文台は今年初めての「紅色暴雨警報」を発令した。イースター・ホリデー期間のため海や山のレジャー、墓参りなどに出かけた人々が暴雨や雷の被害を受け、死者2名、行方不明者1名となる大きな被害となっている。
天文台は同日1時40分、黄色暴雨警報を発令。
空は突然夜のように暗くなった。天文台は午後2時、警報レベルを今年初の「紅色暴雨警報」に更新。同日午後4時45分に警報は解除された。
この日の雨量は多くの地域で60㍉を超え、新界北部では70㍉以上となり、浸水被害も報告されている。
天文台の記録によると午後2時から3時までの間に7千回以上の稲妻が発生。香港各地で多くの市民が暴風雨と雷による事故に巻き込まれた。 MTRに勤務する50代の男性は大嶼山でハイキング中に落雷に遭った。同行の友人が通報後、救助のヘリコプターで病院へ搬送されたが、死亡が確認された。また、釣りに出かけた一家4人のボートが大波で転覆、息子は死亡し、父親が行方不明となっている。(4月20日)
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