感染者のペット犬に弱陽性 飛沫吸引は感染とは限らず

感染者のペット犬に弱陽性
飛沫吸引は感染とは限らず

 漁護署は2月28日(金)深夜、新型コロナウイルス感染が確認された飼い犬を検査した結果、弱陽性反応が確認されたと発表した。
同署では26日(水)に感染者のペットで16才前後のポメラニアンを「港珠澳大橋口岸動物居留所」に移送。検査の結果、口腔と鼻腔に弱い陽性反応が確認された。犬に症状は出ていないという。同署は、現時点でペットの感染や発病、ウイルス源となる根拠はないとしている。衛生防護センターでは、人とペット間の感染は未知数であり、感染者のペットも漁護署で検査するよう呼びかけた。
愛護動物協会も「ペットの感染は確認されていない。飼い主は落ち着き、絶対に飼育放棄しないで」と訴える。同協会主席の桂珍獣医師は「飼い主がペットのそばで咳やくしゃみをするとウイルスの飛沫をペットが吸引する可能性はあるが、感染につながるとはかぎらない。飼い主は常に清潔を心がけ、ペットに触れる前後には手洗いを徹底してほしい」と説明した。(2月28日)

 

 

 

 

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