デング熱はデングウイルスによる感染症で、蚊に刺されて感染します。
人から人には感染しません。
デング熱予防には蚊の対策が重要です!
デング熱はデングウイルスによる感染症です。ウイルスを持っているネッタイシマカやヒトスジシマカなどに刺されることで感染します。人から人へ直接感染することはありません。
3~7日間の潜伏期間の後、およそ2-4割の人に38~40℃の発熱が起こります。そして激しい頭痛、目の奥の痛み、関節痛、筋肉痛といったインフルエンザと同じような症状が出ると言われています。また、発熱して3~4日後から胸やお腹に赤~桃色の小さな発疹が出て、次第に手足や顔面に広がります。死に至る危険は少ないですが、関節などの痛みは激しく、英語ではBreak bone feverとも呼ばれています。
デング熱の予防のためには蚊の対策が重要です。デング熱を媒介するネッタイシマカなどは、郊外だけでなく都市やリゾートにも出没します。この蚊は昼間吸血する習性がありますが、とくに日の出後と日没前は注意が必要です。肌を露出しない服装(長袖・長ズボン)をするとともに、虫よけスプレー、蚊取り線香などを併用し、蚊に刺されないようにしましょう。
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