中国滞在者に14日間の待機
かけこみ入境8割は香港人
香港政府は2月8日(土)午前0時より、過去14日内に中国に滞在した入境者に対し、14日間の強制待機を始めた。政府スポークスマンによると、9日(日)夜7時までに香港居民918人、非居住者194人が対象となっている。
香港居住者は自宅待機ができ、期間中はその家族もマスクを着用すれば同居、出入りは可能。非居住者には政府が待機施設を手配する。
衛生署と警察は、待機検疫対象者の自宅や施設をランダムに訪問、検査を行う。待機対象者が違反をした場合、最高2万5千ドル及び禁固6カ月が科せられる。
検疫実施に先立ち、政府は4日(火)から「羅湖」「落馬洲」等4ヶ所のボーダーを閉鎖したが、「深圳湾」「空港」「港珠澳大橋」等のボーダーは引き続き運用している。
入境処の資料によると4日の入境者数は前日より約47%減の約7万人で、全体の80%にあたる約5万4千人が香港居住者だった。(2月9日)
https://orientaldaily.on.cc/cnt/news/20200206/photo/0206-00174-001b1.jpg
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