小学校で手足口病が相次ぐ
「マスク不要」情報に混乱も
政府による「マスク禁止令」発令後、社会や学校では、病気の感染防止対策情報が交錯、対応に混乱が生じている。 新界・将軍澳の小学校では、複数の生徒が手足口病に感染したため、学校は生徒や保護者に対し注意を呼びかけた。その一方で、衛生防護センターから「飛沫による伝染はしないので、マスクは必要ない」と指示が出たとし、マスク装着は各家庭で判断するよう通告。これに保護者からは「こどもたちの健康を軽視している」と反発が起きているという。
この学校では、9歳の児童2名が手足口病に感染。学校は同センターの指示により、生徒同士の接触を避け、席替えなどの対応を行った。ある保護者はセンターからの通告文について「前半では手足口病は飛沫感染しないと書きながら、後半では主に患者の鼻やのどからの分泌物、唾液、水疱や便などの接触で感染すると記載があった」と内容の矛盾を指摘したうえで、「感染を防ぐため、こどもにはマスクをつけさせる」と語っている。(10月16日)
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