気温35℃超え大気汚染深刻
高齢者2千人が救助求め
8月9日(金)、天文台は気温35・1℃を観測し、今年の最高気温を記録したことがわかった。先ごろ香港に接近した台風9号「レキマー」の影響によるものとみられる。
さらに高い気温を記録した地域は九龍側の「深水埗」、香港島の「筲箕湾」、新界の「将軍澳」「青衣」などで36℃、新界の「西貢」では37℃に達していたという。
「高齢者ホームセーフティ・アソシエーション(長者安居協会)」によると、2日間で約2000人の高齢者が同会の設置するホットラインに救助を求めており、82人が病院で治療を受けたという。
また、大気汚染も深刻な状態が続いている。9日午後4時には環境保護署の塔門観測所では、健康指数が危険水準に達していることがわかった。特に九龍の「荃湾」、新界の「元朗」、「東涌」、「大埔」などの地域は危険指数が高く、その他の地域でも「非常に高い」レベルに達していたという。(8月10日)
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