ラマ島沖でタンカー船爆発 9人死傷2人が行方不明に

ラマ島沖でタンカー船爆発

9人死傷2人が行方不明に

ラマ(南丫)島から約1・8キロの海上で1月8日(火)午前11時30分ごろタンカー船が爆発、火災が発生した。乗組員26人のうち23人が救助され、1人が死亡、7人が負傷し、2人が行方不明となっている。
 タンカーは全長144メートルのベトナム船籍で、化学品や燃油などを搭載していた。事故発生時に爆発音が数回起き、猛烈な黒い煙と大きな炎が上がったという。火は約二時間後に消し止められた。
 消防分区 (海務及び潛水)の于文陽指揮官は10日(木)の夜、「消防と海事処で船主及び船長から聞き取りを行った。死亡した乗務員と2人の行方不明者はいずれも4号船室にいたが、爆破被害を受けて落下した可能性がある」と説明した。
 海事処は2名の検船官を派遣して船内の捜査を進めているが、強風で船体は30度傾き、キャビン内は3メートル浸水。金属片や油で視界が遮られているため、潜水捜査員は手探りでの捜査を行うことを余儀なくされており、二人一組で行動、バックアップ要員を待機するなど、慎重に作業を進めている。(1月11日)

 

 

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