温暖化も急激な気温の低下 天文台が冬季の気候を予測
天文台は12月7日(金)、10日(月)に強い東北の季節風が南下するため、香港の気温は12~13℃まで急降下すると予測を示した。一方で、地球温暖化や都市化と季節風の強弱の影響をうけているため、2018年冬季の香港の気温は長期にわたり上昇する傾向にあると同所は予測している。
天文台では気温が12℃以下を記録した場合「寒冷天気警告」を発令する。同所によると、17年度冬季の発令回数は21回で、1年間の平均発令数17回を大きく上回っていたという。
同所がすでに公布している18年度、19年度の香港冬季予報によると、今年12月から来年2月までは暖かい日が続くと予測されており、寒冷警報の発令数は前年より少なくなると予測している。
また、冬季末にエルニーニョ現象が起きなければ、香港の冬季気温は「正常値」の16℃から「高め」の17.4℃以上となり、雨の日が増える可能性があるという。(12月7日)
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