高鉄がマスコミ向け試乗会 9月には2万人に一般公開
MTRは8月16日(木)、マスコミ向けに香港―広州を結ぶ「高速鉄道」の試乗会を行った。
公開運行を行ったのは「動感号」で、新界の石崗列車停放処から香港・西九龍ターミナルの区間。最高時速200キロの列車は加速時もスムーズで、車両内部も静かで穏やかだと概ね好評だったという。
MTRによると「動感号」は全579席。先頭と後尾が一等車となる。シートはフランスの内装デザイン会社によるもので、ピンクとグレーを基調とし、カーペットはバラの花模様がほどこされ、ロマンチックな色彩になっているという。なお、香港内を走行する高鉄は短距離区間を主軸とするため車両は一等、二等のみとなり、中国国内ではほかに特等とビジネス車両も設置される。
西九龍駅は9月1日(土)、2日(日)に市民向けに一般開放され、撮影エリアの設置やゲームを通じて駅施設を紹介する。入場券は2万枚用意される予定。(8月17日)
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