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同性パートナーの帯同拒否 英国籍女性訴え、入境処敗訴
英国籍の女性が仕事で香港に駐在する際、婚姻関係にある同性のパートナーを帯同する扶養者ビザ申請が却下され、入境処を訴えた裁判で、香港終審法院は7月4日(水)、入境処の上訴を退けた。
終審法院は判決文の中で、政府は海外の優秀な人材雇用を推進すると同時に厳格な入境規制もしており、このふたつには合理的な関連がないと指摘。また、才能や技術を持つ者に対し、性別を理由に申請を拒絶するのは、優れた人材を招聘する政策から背いたものだとしている。
現行の政策では、香港に合法的に滞在できる者の配偶者は扶養者ビザで居留することができる。しかし入境処は、香港の法律では「一夫一妻制」の婚姻が「配偶」の定義にあたるという。(7月4日)
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