大埔で小型機が故障し墜落 操縦歴3ヶ月、命に別状なし
大埔馬屎洲で6月24日(日)午後4時半頃、小型機が墜落し、23歳の男性操縦士が軽傷を負う事故が発生した。
警察によると、当日市民からの通報をうけ消防や警察車両が事故現場へ救出に向かった。当該機は石崗で飛行訓練を行っていたが、30分ほど過ぎたころ機体に何らかのトラブルが起き、馬屎州近くの草むらに墜落したとみられている。
この事故で火災などは発生しておらず、機内には操縦士一名のみが搭乗していた。操縦士は唇が腫れ頭部や鼻からの出血はあったものの命に別状はなく、大尾督フェリーターミナルへ運ばれたのち、沙田のプリンス・オブ・ウエールズ病院へ移送され、治療を受けた。
通報した目撃者によると、白い機体の残骸が草むらに散乱しており、数人で負傷した操縦士を機体から救出、海側の水上警察に連絡したという。操縦士の小型飛行機操経験は3カ月ほどだった。
民航処のスポークスマンによると、今回事故を起こしたのは香港飛行総会が所有するZlin Z42型。同処は事故発生の一報を受けて直ちに緊急対応システムを使って対応し、関係個所が現場に到着したという。初期調査では、事故機の翼と機体に損傷がみられ、事故による第三者の負傷や建築物の破損などの被害は起きていないとしている。(6月24日)
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