気管支炎はどんな病気?
気管支とは、気管から肺へ左右に枝分かれした部分です。ここがウイルスや細菌によって炎症を起こした状態が気管支炎です。
急性気管支炎と喫煙や大気汚染などが原因の慢性気管支炎という二種類あります。
気管支炎の原因と症状は?
「上気道炎」の一症状とも捉えられ、ほとんどはウイルス感染、細菌感染で起こります。下気道の感染炎症で気道粘膜が腫れ、分泌液が増加するため、痰がでたり、咳や発熱を伴います。
香港では「PM2.5」も一つの要因になり得ます。「PM2.5」は、直径が人の髪の毛の約40分の1という微粒子で、肺の奥、さらには血管まで侵入し、ぜんそく・気管支炎、肺がんや心臓疾患などを発症・悪化させ、死亡リスクも増加させるといわれています。
気管支炎の予防法は?
気管支炎の予防法は風邪と同じです。規則正しい生活と、栄養補給、疲労を残さない心がけが大切です。
外出する場合は、マスクを着用するとともに、帰宅時はうがいをしましょう。空気清浄機の使用もお勧めします。
なかにはマイコプラズマ感染、レジオネラ感染など、処置が遅れると難治化することもあります。早めに受診し医師の判断をあおぐことが必要です。
情報提供
EMC香港日本人クリニック
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(尖沙咀/セントラル ・時間外診療・往診)
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