小学生数、2年後に1万人減 統廃合や教師雇用数を憂慮

小学生数、2年後に1万人減

統廃合や教師雇用数を憂慮

香港政府教育局がこのほど試算した最新データによると、小学一年生学齢の児童数は18/19年度の6・57万人から20/ 21年度には5・57万人へ、1万人減少することがわかった。

教育関係者はこの事態を憂慮しており、小学校の統廃合や800人の教師に対し雇用の影響が起こる可能性があると指摘しており、教育局は9日(水)、立法院議員からの質疑に対して「積極的に対応を検討する」と書面で回答した。

また、同局によると「小一人口」 は18/19年度がピークとなり、翌19/20年度から減少が始まるものの、21/22年度はやや増加する見込みだという。

現在のガイドラインでは、小学校は30人以上から1クラスを形成、少人数制度を導入している場合は1クラス25人、一年生ではさらに少ない16人となっている。

同局では少人数クラス制度は一種の教育方法になると指摘。これまでは一部関係者から「不適切」と批判された小クラス制度をみなおし、地域や状況に応じて少人数制度の導入を必要とする学校と検討を行うとしている。(5月9日)

 

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