ディズニー来園者が増加
海外客むけに市場戦略も
「香港ディズニー・リゾート」は2月20日(火)、2017年度のディズニーランド入場者数がのべ620万人と前年3%増になったことを発表した。また、海外からの来園者は160万人と5%増加しており、開園以来の最高記録となっている。
入場者の内訳は現地が41%、中国内地が34%、海外25%。海外からの来園者数が新記録となったのと同時に、現地からの来園者数も歴代二番目だった。また、17年総収入も前年比8%増の51億㌦と、歴代二位となっている。
一方、損失は3・45憶㌦と、三年連続の財政損失となっている。同社の劉永基CEOは「17年度の損失は新アトラクションのアイアンマン・エクスペリエンスや新ホテルの落成、園内の拡張などによるもの」と説明。増加している海外からの来園者については、日本、韓国、インネシア、フィリピンなどアジア市場にむけてさらに香港ディズニー・リゾートならではの魅力をPR、香港をアジア屈指の家族旅行を楽しむ目的地にしたいと語った。
また、劉CEOは園内消費平均額も8年連続で増加しており、17年度は最高記録の83億㌦であることも報告。香港に経済効果与えていると強調した。
2018年に新たなアトラクションを増設。8分間にわたるプロジェクション・ショー「We Love Mickey!」をはじめ、映画「ズートピア」の世界に触れるアフリカをテーマ
にしたショップなども新たにオープンする。同園では今後も新たな施設に投資を継続して行い、顧客サービスの向上に努め、新規、リピーターの来園者にもマジカルな旅を楽しんでほしいとしている。
同園は2005年開園。累計7000万人が来園している。(2月21日)
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