史上二番目に暑い旧正月
元旦はパレードで賑わう
旧暦の元旦にあたる2月16日(金)午後3時、香港天文台は気温25・8度を観測。1947年の観測開始以来、史上二番目に気温の高い旧正月元旦となっていたことがわかった。天文台によると、旧暦元旦の気温が最も高かったのは2007年2月18日で、25・3度を記録していたという。
気温の上がった戌年の元旦夜8時からは、今年で23回目となる香港旅遊発展局主催の “チャイニーズニューイヤー・インターナショナル・ナイトパレード(新春国際匯演之夜)”が尖沙咀プロムナード、広東道、海防道、彌敦道などのエリアで開催された。特區政府商務及び経済発展局の邱騰華は新年の祝辞の中で、今年開通予定の香港・マカオ樹海を結ぶ「港珠澳大橋」や鉄道「広深港高鉄」を挙げ、「香港の旅行関連業にとってのまたとないチャンス」とし、政府は社会各界と協力をしながら、さらに香港の優れた魅力を発揮して観光客の誘致につとめたいと豊富を語った。
邱局長の挨拶の後に始まった今年のナイト・パレードは「開年(年始)」「開運」「開心(嬉しさ)」をテーマに、9つのパレード・カーが尖沙咀エリアを巡回。日本の人気キャラクター、アメリカのチア・ガールなど14のインターナショナルチームや、ライオンダンスやキッズのダンスチーム、キャセイ航空スタッフチームなど11の地元チームが旧正月ならではのにぎやかなパフォーマンスを繰り広げ、沿道に詰めかけた15万人を楽しませた。同日鑑賞に訪れた約半数は、海外からの旅行者とみられている。(2月17日)
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