「港珠澳大橋」が正式に開通 初日は3万人が大橋で来港
香港、広東省、マカオを結ぶ「港珠澳大橋」が10月24日(水)午前9時、正式に開通した。
同日午前8時45分、香港警方は港珠澳大橋香港口岸のゲートを外し、多くの専用バスやミニバスが運行を始めた。香港口岸―マカオ、珠海を往復するバスは、ピーク時には5~10分間隔で運行するという。
前日23日(火)に珠海で行われた開通儀式には習近平中国国家主席が臨席し、港珠澳大橋の正式開通を宣言。キャリー・ラム(林鄭月娥)香港特区行政長官は「現時点で世界最長の橋であり、現代の世界七不思議と呼ばれる栄誉あるもの」と大橋を紹介。「移動時間の短縮のみならず、広州・香港・マカオを1時間生活圏とする理想のレイアウトを形成するだろう」と語った。
運輸及び房屋局の陳帆局長は「開通初日には3万人以上の利用者が中国内地から大橋を通過して香港を訪れ、香港を出発する越境バスは約100便、5,000人が利用する」と説明した。(10月24日)
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