バス座席に針、他にも? 九龍バスで再犯、乗客がケガ
7月13日(金)午後1時過ぎ、湾仔発ネーザンロード行きの九龍バス車内で、座席に刺された針で乗客が太ももにけがをする事件が発生した。負傷した男性は病院に運ばれ、治療を受けた。
負傷した50代の男性乗客は、当日、バスの二階左側の座席に座った際突然痛みを感じたという。太ももの内側に縫い針が刺さっていることに気づいたこの男性は、直ちに運転手に知らせ、警察と消防へ通報。駆け付けた救急隊員が病院へ搬送した。
男性は治療を受け、大事には至っていないという。警察はバス車内などを捜査し、犯人の行方を追っている。
バス内の座席に針を刺したり、破壊される事件は先月末から30件以上発生しており、少なくとも4人が負傷しているという。捜査を進めている警察は、座席に針を刺した容疑3件で無職の男1名を逮捕したほか、座席破壊の容疑でも逮捕者が5名出ている。
傷害罪となった場合には3年から最高で終身刑になり、警察は市民に対し、絶対に模倣しないように注意を促している。(7月14日)
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