空運局、香港航空に
ライセンス現状維持認める
空運牌照局(エアー・トランスポート・ライセンシング・オーソリティ)は12月7日(土)、「香港航空」に対して求めていた現金在庫が規定水準に達し、これを維持すると承諾されたと発表した。これにより、同社の航空ライセンスは維持される。
同局は今月2日(月)、香港航空に対し改善を求める2項目を追加。同日夜には、同社の母体である海南航空が上海証券取引所で約44億ドルの融資を発表した。
昨年から財政難の噂が続く香港航空は、先月は職員千人以上に対する給与支払いの遅延があり、状況は悪化したものとみられていた。
同局は、香港航空から新たな資金追加の詳細な資料が提出され、現時点ではこれ以上の追及はないとしている。しかし今後も状況を注視し、公衆の利益や香港の国際ハブ空港としての政策をもとに、慎重に考慮するという。
運輸及び房屋局も同社の財政状況の監察を続け、今後必要に応じて運営規模の縮小を求める可能性もあるという。(12月7日)
こんな記事もよく読まれています
最新情報をお届けします