投票率歴代最高の71・2%
「自動当選なし」は返還後初
11月24日(日)、香港各地で区議選挙が行われた。投票率は最終的に71・2%、約294万人が投票しており、これまで香港で行われた区議、立法選挙で歴代最高の投票率となった。
投票は午前7時半から夜10時半まで、香港18エリアの各投票所で行われた。選挙事務所よると、夜9時半までの投票者数は2百85万3千人にのぼり、投票率は69・04%。前回行われた2015年区議選挙での同一時間投票率43・62%を大きく上回っている。区域別では荃湾区の投票率が最も高く、ついで沙田、西貢といずれも新界エリアが高い投票率となった。
一方、選挙管理委員会の馮驊主席によると、同事務所には午後3時半までに3千件以上の苦情が寄せられている。主に投票の手配、選挙広告に関する内容だという。
今回の区議選は、18区で452議席を争った。いずれの区でも2名以上が議員に立候補したため、1997年の中国返還後で初めて、自動当選者のいない区議選挙になったという。(11月24日)
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