ディズニー、入園料を値上げ
業界からは市場影響懸念も
「香港ディズニーランド」は4月23日(水)より入園料を平均30%値上げした。
入園料は一日チケットがおとな619㌦から20㌦増の639㌦に、こどもは458㌦から17㌦増の475㌦となる。2日通しチケットはおとな825㌦、こども609㌦と30~30・4%増加するが、高齢者と「マジック・アクセス」会員価格は据え置かれるという。
同園の入場料値上げは一昨年12月以来。同園を運営する「香港ディズニーリゾート」は、「値上げは運営経費など様々な要因で決定したもの」だと説明している。
一方で、今回の値上げ措置に対し、旅行業界立法会の姚思栄議員は「香港人にとって、600㌦以上するチケットに本当に価値があるのか?」と疑問を投げかけている。「値上げ幅は小さいが、近隣で大規模な東京や上海と比較しても香港は高額だ。今後も値上げが続く場合、市場への影響が懸念される」と指摘し、「優待内容の増加や期間延長、高鉄や港珠澳大橋を利用する広東省居民に対象を広げるなど、入園者増加対策を検討するべきだ」と提案している。(4月24日)
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