医療コラム
Q 最近喉の違和感を感じます。
大気汚染の影響でしょうか?
A 急性喉頭炎とは、のど(喉頭)の粘膜に生じる急性の炎症です。風邪ウイルスによるケースが多く見られます。最初はウイルス感染だけでも、後に細菌感染が加わることもしばしばですが、最初から細菌感染が起こることもあります。
ひどくなると、ウミのかたまり(膿瘍)や軟骨膜炎を起こすこともあります。カゼをひいたあとや、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の症状のある人が、声を使いすぎたり、タバコをすいすぎたり、お酒を飲みすぎたり、疲れたり、刺激性のガスを吸ったりなどということがきっかけとなって発症します。また近年では大気汚染も咽頭炎の原因の1つだと言われています。
軽いのどの痛み、のどの乾燥感やかゆみ、ものを飲みこむ時の痛み、声がれなどが症状として出てきます。酷くなるとゼーゼーという喘鳴を伴うこともあります。
咽頭炎になってしまったら、のどと全身、両方の安静が大事です。のどの安静とは、声を出さない、刺激物をとらないなどが挙げられます。
消炎薬、抗生薬、血管収縮薬などのスプレーや内服薬などがあります。医師と相談の上、自分に合った治療を受けましょう。情報提供
海外旅行保険対応・日本語医療相談
EMC香港日本人クリニック 5746 1234 (日本語24時間) 54187122
(尖沙咀ハーバーシティ/セントラル ・外来・日曜診療/夜間診療/往診あり)
耳鼻科咽喉科専門医対応
こんな記事もよく読まれています
最新情報をお届けします