セントラル駅で車両が衝突
開業40年、初めてのケース
3月18日(月)午前3時ごろ、シグナル系統のテスト走行を行っていたMTR(港鉄)の車両同士が「中環」駅付近で衝突する事故が発生した。
事故発生時、テスト走行のため乗客はいなかったが、大破した車内にはガラスの破片が散乱、ドアや座席が外れるなど、衝撃の大きさを物語った。この事故で各車両の運転士2名が病院に搬送され、うち1名が足にけがをしている。
MTRは事故発生時、新旧システムの運行テストを行っており、安全確認後、シグナル系統を新システムに全面移行する予定だった。システム供給会社はソフトウェアの問題を確認しており、原因解明までテスト走行は停止するとしている。
この事故の影響で、MTRは当日の「中環」~「金鐘」間を運休、利用者のため同駅間のシャトルバスを運行するなど対応に追われた。
MTRの車両衝突事故は、開業以来40年間で今回が初めてだという。(3月19日)
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