A型インフル流行ピークに
幼児や高齢者の感染に注意
衛生防護センターは1月2日(水)、冬のインフルエンザ流行がピーク期に入っているとし、今後数週間にも感染者が増加する可能性を示唆した。
同センターによると、まん延しているのは主にA型インフルエンザで、5歳以下の児童や50歳から64歳の成人への影響が大きく、この数週間、0歳から5歳のこどもの入院率が最も高いという。
同センターの黃加慶総監は「今年の予防接種率は前年より著しく上昇している」と説明、インフルエンザの流行期間は一般的に12~16週間つづくが、これまでのような深刻な状態にならないことを望むとしている。
また、同センターの資料によると、2日(水)には成人21人がインフルエンザのため病院で集中治療を受け、6人が死亡した。死者のうち5人が65歳以上の高齢者だった。ほかに児童1人が重い合併症を併発しているという。
なお、今年に入ってから老人ホーム内でのインフルエンザ院内感染が3件発生、入居者9人が感染している。衛生署は幼児や高齢者の健康に(1月3日)
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