ブルース・リーを主役に抜擢 「香港映画の父」亡くなる
ブルース・リーやジャッキー・チェンを世に送り出した映画製作会社「ゴールデン・ハーベスト」の創設者、レイモンド・チョウ(鄒文懷)氏が11月2日(金)亡くなった。91歳だった。
チョウ氏は1970年代に同社を設立後、当時アメリカ在住だったブルース・リーを「ドラゴン危機一髪」に抜擢。71年に公開された同作は香港史上最高のヒット作となった。80年代にはジャッキー・チェン、ユン・ピョウなどを起用した映画で世界中にカンフーブームを巻き起こした。また、ホイ3兄弟のコメディ映画「Mr.Boo!」シリーズは日本や東南アジアでも大ヒット。「香港映画のゴッド・ファーザー」と呼ばれ、1998年には香港政府から「金紫荊星章」を授与されている。(11月2日)
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