「妊娠後差別の経験がある」 訴え内容の4割以上占める
2010年から17年の間に「機会平等委員会」に届けられた1,800以上の訴えは「妊娠による差別」が4割以上にのぼることがこのほどわかった。
資料によると、訴えのうち1,500人が中小企業の従業員。妊娠中の検査で病気休暇を取得できない、失礼な対応、給与削減、昇格機会の消失、異動や解雇、復職困難などが多数を占めた。
香港婦連の歐陽寶珍副主席は「17年までの未婚女性の割合は59%上昇しており、男性の12.2%をはるかに上回る。子供の育成を願う男性が増加する一方で、女性は低下している。政府はこの問題を精査し、政策を制定するべき。男性の育児休暇や託児サービスの明言化など、育成問題への具体的な取り組みを望む」と語った。(10月5日)
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